いま製造されているトイレの洗浄力はこんなにすごい

故障などでとにかく便器交換だけが必要な場合でも、
以前の最安値と変わらない価格で、パワーアップした美しい新品があります。

ということは、業者の古い在庫を設置される場合は、価格交渉の余地があります。
でも、ご自宅や所有する店舗には、それはおすすめしません。
総合カタログに出ていない旧モデルや、集約現場型の製品は、たとえ新品でも
まず、洗浄力が違うので、年間水道代が高くつきます。

30年前の便器といま販売中の便器を交換すると、
4人家族の年間水道代は1万4千円ぐらい節約できるといいます。

2001年代頃までのトイレは、13リットル洗浄が普通で、
その後の節水型でもまだ11リットル洗浄
数年前の節水型現在の集約現場型トイレも、8リットル洗浄ぐらいです。
これがまだ新築賃貸マンションなどで使われています。

でも、現在、TOTO最安値人気トイレ、ピュアレストQREXでも、
4.8リットル大洗浄3.6L小洗浄3.4Leco小洗浄(男子小)。
ネオレストの床排水型なら、大洗浄でも3.8リットルを実現しています。

2001年までの従来品と比べると、4人家族で1年間にお風呂200杯分以上の節水です。

TOTOのネオレストを例にとると、タンクをなくしても、このように水流を変えて、洗浄します。
ちょっとわかりにくいですが、サイフォンのように一気に排水してしまうんです。

ハイブリッドエコロジーシステム

アラウーノの場合は、水をためておくために上を向いている排水トラップを、排水口に回転させて一気に水を流します。

水の流れによって、これほど汚れが落ちやすくなったのには、便器の素材が進化して汚れがつきにくくなっていることもあります。

数年前からTOTOのトイレにCeFiONtectセフィオンテクト)というロゴが入っているのを見かけるようになりましたが、
陶器表面の凹凸を100万分の1mmのナノレベルでツルツルに」したために、汚れがつきにくくなっているんです。

このセフィオンテクトのタンクや便器では、水道水に含まれる微量の塩素を利用して、洗剤なしでの防汚・洗浄効果を出しているため、洗浄剤などを使うと効果が薄れることになります。環境意識の高いTOTOならではの技術ですが、日本の水道水の塩素レベルが高すぎるために実現したとも言えます。

Panasonicは便器の素材を陶器から有機ガラス系新素材に変えました。陶器は水垢が大の苦手なので、しょっちゅうお掃除していても年月が経つと黒ずんできましが、この有機ガラス系の素材だとキズがつくにくく、水垢を寄せ付けません

アラウーノはこの新素材でブレイクしました。それまでずっとTOTOやINAX(LIXIL)の市場シェアには及ばなかったのですが、タンクレスになってからはTOTOと競合する第二位の人気で、その差は縮まってきています。

このように、トイレ洗浄の水流が変わり、水を落とすための細かい穴が不要になったことで、スッキリ掃除しやすくなりました

写真右側はLIXILフチレストイレのものも使っていますが、現在発売中の日本のトイレの標準が、このように穴を使わず水流を利用した節水型洗浄で、フチがスッキリしたものになっているということです。

洗浄に必要な水が少ないというのは、水が不足しやすい災害時にも安心です。

これらのメリットを考えるなら、古いモデルの便器を設置して、リフォーム費用を
数千円から1~2万円程度安くしてもらっても、割にあわないといえます。

ほしいモデルの価格を比較するときに、洗浄に必要な水の量もいっしょにチェックしておきましょう。

>>>TOTO、LIXIL、Panasonicトイレのタイプ別カタログ価格の一覧

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