古いトイレは排水芯(床・壁から排水管の中心までの長さ)が違う

住宅やマンションが建てられた頃には恐らく想定されなかった、老朽化した
トイレのリフォームが増えています。

トイレリフォーム費用の相場についてはトップページでざっと説明しましたが、
便器交換で新しいトイレを設置する場合、既存のトイレ機器がいつ設置されたか注意が必要です。

リフォーム工事を行う業者が必ず現地調査の際に採寸して判断するはずですが、
同じモデルでも1995年以前の古い排水芯対応リフォームトイレがあり、価格も若干違うということです。

1995年以前に建てられた場合は、異なる排水芯に対応できる、リフォームタイプ
リモデル便器を使います。これは、1995年以降に建てられた物件の場合は、どのモデルでも設置可能です。

排水芯とは、床排水の場合、排水管の中央から壁までの距離
壁排水の場合は、排水管の中央から床までの距離を言います。

1995年以前のトイレは、床排水の場合、350~450mm離れたところに排水芯があり、
1995年統一された200mmの排水芯用の便器は設置できませんでした。
壁排水の場合は、以前は床から155mmに排水芯があり、同様の問題がありました。)

そのため、メーカーアウトレットに並んでいる新製品ではなく、
リフォーム用の割高のリモデル便器を設置する必要がありました。
トイレ全体をリフォームすることにあわせて、排水管を移動する場合もあります。

排水管移設には、基本工事費に16,000円ぐらいの追加となるようです。
結果的には、排水管移設工事をして、標準タイプの便器を設置するほうが
安くつく場合もあります。

現在では、TOTOLIXILPanasonicとも、アジャスター付きリモデル便器を揃えていて、
床排水なら120mmから435mm、あるいは550mmまで、
壁排水なら155mm排水芯にも対応できるようになっています。
(ただし、メーカーのウェブサイトでは、標準タイプの製品が中心です。)

それでも標準の床排水200mm固定タイプや、壁排水120mm固定タイプとは、
商品ラインナップが異なってきますので、
ネットで見積り依頼するときには、この点も業者に伝える必要があります

新製品を掲載したメーカーの総合カタログとは、機器代金が異なることがあるので、
リフォーム工事のときの合計支払額にも注意が必要です。

トイレのリフォームというのは一生のうちにそう何度も行わないと思われますが、
いまでは15年ごとぐらいに変える場合が多いので、
将来のリフォームを考えると、排水管の移動をしておいてもいいかもしれません。

業者によっては古いタイプの便器の在庫があるかもしれませんので、
単純な便器交換のみ必要な場合は、旧モデルを格安で推奨されるかもしれませんが
今は5リットル以下の水で洗浄できるのが標準ですので、
年間水道代の節約も考慮しましょう。(2001年以前は13リットル以上の洗浄が標準。)

災害の際に手動で水を供給する場合でも、少量で洗浄できるかどうかは
非常に重要になってきます。

トイレリフォームでは介護保険住宅改修助成制度の対象となる工事があります。

  • 和式トイレから洋式トイレなどへの便器交換
  • 手すりの取り付け
  • 段差の解消
  • 引き戸や折戸への扉の取り換え

被介護者一人あたり、支給額が18万円に達するまで繰り返し利用できます。(支給限度基準額20万円まで、かかった費用の1割が自己負担となります。)
該当する場合は市区町村ケアマネージャーさんに相談されることをお勧めします。

 

実際に家まで来て現地調査・提案をしてもらう業者を絞り込むために、
アイデアを固めるまでは、いろんな業者の提案や見積りを見てみることで
長期的な視野にたってリフォームプランが立てられます。

質問を一度書き込んでおけば、最大10社前後のアイデアを無料で得られるのは
とても便利なので、一括資料請求の利用者が増えています。

>>>戸建て住宅のトイレリフォーム工事 – 2階へのトイレ増設

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